2015年4月1日

リサ・ハモンドさん 東工大POTTERY CAMP

リサ・ハモンドさんの実演ワークショップと公開制作も終わり、
いよいよ滞在も終盤です。

3/27(金)にリサさんが参加させていただいている
『東工大POTTERY CAMP』の窯焼きが行われました。
その様子をリサさんとパートナーのマイクさんも一緒に見学しました。

※『東工大POTTERY CAMP』とは
東京工業大学の科学・技術の基礎を学ぶ学生や生徒たちが
「ものをつくることとは何か」を肌で学ぶという趣旨で
益子の土と釉薬を使い、陶芸メッセののぼり窯で
陶芸・窯焼きを体験する教育プロジェクトです。
2013年から始まり、今回が2回目です。


前日から窯に火を点け1日かけて室内の湿気を抜き、この日が本焼きでした。

益子の陶芸家の方々の協力のもと薪をくべながら温度を上げていき、
窯内の温度が約1280℃までなったところで(この時、夜8時はまわっていました)
一気に大口へ薪をくべると窯のあらゆる口から炎が吹き上がります。
その後の横の小さな穴から薪をくべるのには学生も参加し、
交代しながら焼き続け、窯焼きが終了したのは朝方だったそうです。

リサさんは普段ロンドンでガス窯を焚いていて、
益子の焼き方をしっかりと見ていらっしゃいました。





そして本日、一足先に
リサさんの作品が多く入っている4番目の部屋の窯出しをしました。



とてもたくさんの作品が工房に並び、
リサさんも出来具合をじっくりと眺めていました。


明日は、東工大の学生と生徒たちも来て
他の部屋すべての窯出しをします。

どのように焼きあがっているか、、
成功を願って明日を迎えたいと思います。




[MT]